ツィンメルマン メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲~第三楽章他

アムステルダムコンセルトヘボウのコンマスでマタイの憐れみたまえの伴奏で有名なルイス・ツィンメルマンンの珍しい演奏

推薦度:★★☆☆☆☆☆ かなり古めかしい音とスタイルなので推薦はしにくい
秘蔵度:★★★★★★☆ 貴重な録音。好き勝手さがたまらない

メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲~第三楽章 ピアノ伴奏版 (Mendelssohn Violin Concerto 3rd Movement)

Vn:ルイス・ツィンメルマン ピアノ伴奏 (Vn: L.Zimmermann)

推薦度:★★☆☆☆☆☆ かなり古めかしい音とスタイルなので推薦はしにくい
秘蔵度:★★★★★★☆ 貴重な録音。好き勝手さがたまらない

超高速でありながらポルタメントも多用してものすごい演奏である。ピアノ伴奏がほとんどついてこれていない。勝手気ままに弾きまくる。わずかながらにヴィブラートらしき音も聞こえてきたりするあたりは興味深いところ。しかし泣き節がうまいヴァイオリニストであるので2楽章が聞きたかったし、もっと言えば全曲聞きたかった。

タルティーニ ヴァイオリンソナタ「悪魔のトリル」~第一楽章 (Tartini Violin Sonata Devil’s Trill 1st movement)

Vn:ルイス・ツィンメルマン ピアノ伴奏 (Vn: L.Zimmermann)

推薦度:★★☆☆☆☆☆ かなり古めかしい音とスタイルなので推薦はしにくい
秘蔵度:★★★★★★☆ 貴重な録音。好き勝手さがたまらない

テンポをグーっと落として甘く歌いあげる。現代のバロック演奏とはかけ離れていて、かえって個性的で面白い。ポルタメントも多用し、弱音をいじらしく弾く。最後のロングトーンなどは長く録り消えていく演出が凄い。ここでも伴奏は無視して勝手気ままに演奏しているところも面白い。