ティボー カザルス コルトー ブラームス ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲

米VictorのSP。

推薦度:★★★★★☆☆ 歴史的名演奏であり一聴に値する
秘蔵度:★★★★★★☆ このSPは音も強く貴重では

ブラームス ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 (Brahms Double Concerto)

Vn:ジャック・ティボー、Vc:パブロ・カザルス、指揮:アルフレッド・コルトー バルセロナSO (Vn, J.Thibaud, Vc: P.Casals, Cond.: A.Cortot, Barcelona SO)

推薦度:★★★★★☆☆ ハイレベルの歴史的名演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ 1920年代の録音だが音がしっかりしている

ティボー、カザルス、コルトーのトリオによるブラームスの二重協奏曲。トリオとはいってもコルトーはバルセロナ交響楽団を振っているのだが、しっかりまとめていて指揮者としての才能もあったということが確認できる。ティボーの鋼のような細身だが芯のしっかりした音、カザルスの懐の深いチェロ。両者が互いに尊重しあい、競い合い、思いやりながらの演奏。素晴らしいと思う。このSPは音が強くし1920年代の録音とは思えない。

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