セル チェコPO ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界」

イギリスGramophon社のSP。ロンドンでの録音。音は落ち着いた感じ。全曲を録音したので再公開

推薦度:★★★☆☆☆☆ セルであれば後年のステレオを採るべきか
秘蔵度:★★★★★★☆ 若いセルとチェコフィルの貴重な録音

ジョージ・セル指揮 チェコPO

推薦度:★★★☆☆☆☆ セルであれば後年のステレオを採るべきか
秘蔵度:★★★★★★☆ 若いセルとチェコフィルの貴重な録音

若かりし頃のセルの新世界。それもチェコフィル。かの有名なカザルスとの協奏曲と同じ時期のロンドンでの録音らしい。この当時から引き締まった演奏をしていたことがわかる。かなりカチッとしたまとまりと、失敗が許されない時代特有の緊張感が漂う演奏になっている。ティンパニが少し弱いのが残念ではあるが、チェコフィルの充実した響きとセルの若々しい躍動感も感じられるなかなかの演奏だと思う。CDの復刻では味わえない瑞々しさも感じられる。

その1
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その3
その4
その5
その6
その7
その8
その9
その10