鈴木 グルリット フランク ヴァイオリンソナタ

日本のSP盤。音は落ち着いて盤の状態も悪くない。

推薦度:★★★☆☆☆☆ そうはいっても一流の演奏家に比べると若干特徴に欠けるか
秘蔵度:★★★★★★☆ 鈴木鎮一のヴァイオリンが聴けるのは貴重。ピアノもグルリットで興味深い競演

フランク ヴァイオリンソナタ (Frank Violin Sonata)

Vn:鈴木 鎮一、P:マンフレット・グルリット (Vn: S.Suzuki, P: M.Gurlitt)

日本のSP盤。音は落ち着いて盤の状態も悪くない。

推薦度:★★★☆☆☆☆ そうはいっても一流の演奏家に比べると若干特徴に欠けるか
秘蔵度:★★★★★★☆ 鈴木鎮一のヴァイオリンが聴けるのは貴重。ピアノもグルリットで興味深い競演

力強さとは無縁の侘び寂びといった日本人らしい慎ましい演奏。グルリットのピアノもすっかり日本人の心が染み付いているようである。ポルタメントも多用しながら、基本には忠実で音一つ一つ丁寧に丹精込めました、という感じ。鈴木鎮一が一時代を築けたことが良く分かる演奏と言える。この時期に果敢にもフランクを録音したことにも評価できる。

第1楽章
第4楽章