ラヴェル ボレロ (Ravel Bolero)
英DeccaのSP。
推薦度:★★★★★★☆ 作曲家が目指したボレロか
秘蔵度:★★★★★★☆ 何せ自由な自作自演のボレロは貴重
指揮:モーリス・ラヴェル ラムルーO (Cond.: M.Ravel, Lamoureux O)
推薦度:★★★★★★☆ 作曲家が目指したボレロか
秘蔵度:★★★★★★☆ 何せ自由な自作自演のボレロは貴重
これはぜひ全部聴いてもらいたい。何せ現代のスマートなボレロとは全く違った、がたがたなボレロだがとっても魅力的なボレロ。各ソリストが粋に吹いてやろうとしているが意外としくっているのも現代からしたらあれ?という感じだが、適当なリズム感覚で面白いことこの上ない。このリズムの処理は各ソリストが勝手にやっているわけではないことがわかる。フレーズの後半の崩しなど随所にみられる。譜面通り演奏するのではなく、これがボレロが目指したその時代の最先端をゆく新時代の音楽だったのか。