メンゲルベルク　NYP　モーツァルト　歌劇｢魔笛｣～序曲

日本のSP盤。音は結構落ち着いていて海外盤に引けを取らない。

推薦度：★★★★★☆☆　メンゲルベルクとしては颯爽としている。音が意外と伝わってくる
秘蔵度：★★★★☆☆☆　そうはいっても比較的手に入りやすい音源

モーツァルト　歌劇｢魔笛｣～序曲　(Mozart Magic Flute Overture)

指揮：ウィレム・メンゲルベルク　ニューヨークPO　(Cond.: W.Mengelberg, New York PO)

推薦度：★★★★★☆☆　メンゲルベルクとしては颯爽としている。音が意外と伝わってくる
秘蔵度：★★★★☆☆☆　そうはいっても比較的手に入りやすい音源

メンゲルベルクとしては仕掛けがほとんどなく若々しくすっきりした推進力を示した演奏になっているのが特徴。オケが活き活きしているのはこの頃のニューヨークPOの充実した合奏力が聴けるが、これはトスカニーニとスタイルが似ているのが面白い。そうこの時期はトスカニーと一緒にニューヨークPOの常任を務めていた時期。この両者はその後全然違う方向に極端に進み、それで確固たる芸術を作り上げ後世に残している。それ保考えるとこの時期のニューヨークPOはさぞ刺激的な活き活きとした時期であっただろうと想像できる記録である。