米ColumbiaのSP。第3楽章~第4楽章、カレリア~行進曲風に
推薦度:★★★★★☆☆ 音の古さが吹っ飛ぶ名演
秘蔵度:★★★★★★★ このSPは貴重だと思う。音が良い
シベリウス 交響曲第1番 (Sibelius Symphony No.1)
指揮:ロベルト・カヤヌス 交響楽団 (Cond.: R.Kajanus, SO)
推薦度:★★★★★☆☆ 音の古さはいかんともしがたいが貴重な名演奏
秘蔵度:★★★★★★★ 貴重なカヤヌスの演奏が良質な音で聴ける
このSPは音良いのがまずいい。演奏はテンポをうまく操作しながらスケールの大きな演奏となっている。どうだ、いい曲だろ!といわんばかりにかなりしっかり構成されている。特にフィナーレの堂々としたテンポ。感動的である。音が古いながらもオケの踏ん張りが伝わり、そして木管を中心に北欧の響きであるどことなく寂しげな音がしっかり録れている。さぞ生で聴いたら感動したであろう。
シベリウス カレリア組曲~行進曲風に (Sibelius Alla Marcia)
指揮:ロベルト・カヤヌス 交響楽団 (Cond.: R.Kajanus, SO)
推薦度:★★★★★☆☆ わかりやすく大柄
秘蔵度:★★★★★★★ この曲も貴重
カレリアでも交響曲のようにかなりがっちりした、推進力のある演奏を聴かせてくれる。スケールも大きく、シベリウスの音楽への愛着というか信仰のようなものを感じる。さすがシベリウス第一人者といわれたカヤヌスである。