フーベルマン バッハ G線上のアリア他

日ColumbiaのSP。

推薦度:★★★★★☆☆ 妖刀フーベルマンの意外とおとなしい演奏
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 値段が付きにくいSPだが音は良い

バッハ G線上のアリア (Bach Air for G String)

Vn:ブロニスワフ・フーベルマン、P:ジークフリート・シュルツェ (Vn: B.Huberman, P: S.Schultze)

推薦度:★★★★★☆☆ 妖艶だが意外と形にはまった演奏
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 比較的有名な演奏

どう料理するかと思って聞いたが、フーベルマンにしては普通。とはいっても他の人に比べるとかなり甘ったるくポルタメントも速度が遅く引きずる。かなりロマンティックではあるが、でも想定外のことはない。面白い演奏だが。

ブラームス ワルツ作品39-15 (Brahms Waltz Op.39-15)

推薦度:★★★★★☆☆ 静かに甘くささやく
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 音が良く貴重なはずだがジャンク扱いされる盤

テンポをゆっくりとり甘すぎず、フーベルマンとしてはここでも想定内の演奏。突拍子もないことはここでもしていない。この曲では、同時期の演奏としてヴォルフシュタールの名演があるがそれに比べるとフーベルマンはいくらか大人しい。と考えると凄い時代だったのだなあとつくづく思う。