日本ColumbiaのSP。値段はつきにくいSPレコードだがフーベルマンの音がよく録れている。
推薦度:★★☆☆☆☆☆ フーベルマンのファン向け
秘蔵度:★★★★★★☆ フーベルマンの音が鮮明で貴重
バッハ ヴァイオリン協奏曲第1番 (Bach Violin Concerto No.1)
Vn:ブロニスワフ・フーベルマン、指揮:イサイ・ドブローウェン ウィーンPO (Vn: B.Huberman, Cond.: I.Dobrowen, Vienna PO)
推薦度:★★☆☆☆☆☆ フーベルマンのファン向け
秘蔵度:★★★★★★☆ フーベルマンの音が鮮明で貴重
フーベルマンの張りのある音がよく録れていて貴重。オケの伴奏に合わせる意識がなく、オケが自分に合わせろといわんばかりに自由に弾きまくるバッハは、ファン以外には受け入れられにくいかも。音はところどころ細くというか遠くなるが、妖艶でロマンティックな演奏に引き込まれていく。ドブロウェン指揮のウィーンフィルもなかなか良い。大きな編成で重厚だが良く響き音に艶がある。2楽章の出だしの重々しさは、バッハではないという人もいそうだが、音楽として面白く聴けるので、それはそれでよいではないかと思う。3楽章の出だしのヴァイオリンもハッとさせられる美しさがある。フーベルマンにもうまく合わせながら主張しているところもこの演奏の素晴らしいところ。ファンとしてはたまらない名演。