フーベルマン ブラームス ハンガリー舞曲第1番他

イタリアColumbiaのSP。

推薦度:★★★☆☆☆☆ 果たして現代で受け入れられる演奏かどうか
秘蔵度:★★★★★★☆ この濃い芸風は凄い

ブラームス ハンガリー舞曲第1番 (Brahms Hungarian Dance No.1)

Vn:ブロニスワフ・フーベルマン、P:ジークフリート・シェルツェ (Vn: B.Huberman, P: S.Schultze)

推薦度:★★★☆☆☆☆ こんな演奏を生徒がしたら先生に怒られそう
秘蔵度:★★★★★★☆ ハンガリー、ジプシー、全く感じられないが凄い演奏

粘り腰にポルタメントで妖艶、そして自由自在に歌いまくり踊りまくる。ただ何の踊りなんだろうか?音符から引き出しうる感情を込めるだけ込めて料理した、濃い味の演奏。

ショパン ワルツ第7番 (Chopin Waltz No.7)

Vn:ブロニスワフ・フーベルマン、P:ジークフリート・シェルツェ (Vn: B.Huberman, P: S.Schultze)

推薦度:★★★☆☆☆☆ どんな踊りになってしまうのだろう?
秘蔵度:★★★★★★☆ 妖艶で独特の濃く甘いショパン

ショパンの曲をこれほど濃く甘く歌う演奏も珍しい。ピアノでは出せない妖艶さだが、それでも成り立つのは、もともとこの曲が持っている豊かな叙情性があるからであろう。夕暮れ時の切なくも甘い雰囲気がたまらない。