カザルス バッハ 来たれ、甘き死の時 他

イギリスのグラムフォン社のSP。盤質はまあまあと言ったところ。音に落ち着きがあって聞きやすい。

推薦度:★★★★★★★ とにかくカザルスの音に感心
秘蔵度:★★★★★★★ 永遠の名演奏で貴重なSP

バッハ 来たれ、甘き死の時 (J.S.Bach Come, Sweet Death!)

Vc:パブロ・カザルス、P:ブラス・ネ (Vc: P.Casals, P: B.Net)

推薦度:★★★★★★★ 録音が気にならないほど超名演奏
秘蔵度:★★★★★★★ 曲といいカザルスの音といいこれ以上ない名演奏

信仰心はこういう演奏を聞くと芽生えるのだろうか。悲しげで淡々と語るカザルスの音が染み入る。バッハの音楽というものを超え、全人類の慰めになるような音楽であり、超ド級名演奏である。

タルティーニ グラーヴェ・エド・エスプレッシーヴォ (Tartini Grave ed Espressivo)

Vc:パブロ・カザルス、P:ブラス・ネ (Vc: P.Casals, P: B.Net)

推薦度:★★★★★★★ 録音が気にならないほど超名演奏
秘蔵度:★★★★★★★ カザルスの音にとにかく感心

カザルスの演奏が、ロマンティックでチェロの木質な音であったことが良くわかる演奏。タルティーニの曲だが、バロック感は出さず、音そのものに魂を込め、丁寧に歌い上げている名演奏。