ミルシテイン スタインバーグ グラズノフ ヴァイオリン協奏曲他

米RCA Victor。赤盤。1960年代前半のプレスだろうか。盤質がところどころ悪いのが残念

推薦度:★★★★★★☆ ミルシテインの十八番
秘蔵度:★★★★★★☆ EP盤は珍しい

グラズノフ ヴァイオリン協奏曲 (Glazunov Violin Concerto)

Vn:ナタン・ミルシテイン、指揮:ウィリアム・スタインバーグ、RCA Victor SO (Vn: N.Milstein, Cond: W.Steinberg, RCA Victor SO)

推薦度:★★★★★★☆ ミルシテインの十八番
秘蔵度:★★★★★★☆ EP盤でこまめに切り替える必要があるがそれもまたよし

鋼鉄の筋が通ったミルシテインのヴァイオリン。どこをとっても曲と一体化していてミルシテインのためにあるかのような感じすらしてしまう。スタインバーグとの相性もよい。後年仲たがいをしてしまったというが残念である。共同作業でしっかり作り上げているのが名演奏となっている理由

その1
その2
その3
その4
その5

グラズノフ 瞑想曲 (Glazunov Meditation)

Vn:ナタン・ミルシテイン、P:アルトゥール・バルサム (Vn: N.Milstein, P: A.Balsam)

推薦度:★★★★★★☆ 芯が通った演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ ミルシテインの独壇場

ちょっと盤質が悪いのが残念だが名演奏であることはよくわかる。瞑想という感じはしないものの音楽として芯がしっかり通り、一音一音力を籠め魂を込めて演奏している。