コロンボ コンセール・ラムルーCO モーツァルト 交響曲第1番

フランス Ducret y Tomson。1950年代のプレスだろうか

たまにEP盤でもこうした珍しいものにも出会える。刑事コロンボが好きな私はこの指揮者の名前だけで気モーツアルトのレクイエムを買ったがこれが良かった。ハーパーなど有名な歌手も参加していてレベルが高かったがこちらはそれよりもう少し古そうな録音

推薦度:★★☆☆☆☆☆ オケの精度、録音ともに現代からすると物足りない
秘蔵度:★★★★★☆☆ 貴重なコロンボのモーツァルトの交響曲

モーツァルト 交響曲第1番 (Mozart Symphony NO.1)

指揮:ピエール・コロンボ コンセール・ラムルー室内O (Cond.: P.Colombo)

推薦度:★★☆☆☆☆☆ オケの精度、録音ともに現代からすると物足りない
秘蔵度:★★★★★☆☆ 貴重なコロンボのモーツァルトの交響曲

コンサートホールのアッカーマンと並んで同曲の最初期の録音だろう。そしてコロンボと言ったら、モーツァルトのレクイエムなどの記録はあるもののほとんど商業用録音が残っていないことから貴重。演奏は野暮ったく音をかっちり音価通りに鳴らし、堂々とがっつりしていてロマンティックなので、昨今のスタイルとはかなり異質な感じがする。しかしながら、あまり録音もされることなく見向きもされなかった天才の交響曲第1番を果敢にも挑戦したという意気込みは伝わってくる演奏である。