山田一雄 京都市SO マーラー 交響曲第2番「復活」他 2/2

日Victor。1980年代のプレス。ライヴ録音

推薦度:★★★★★★☆ いまでも通用する感情のこもった名演奏
秘蔵度:★★★★★★★ ヤマカズの復活。貴重

マーラー 交響曲第2番「復活」 (Mahler Symphony No.2)

指揮:山田一雄、京都市SO、京都市立芸術大学音楽学部Cho S:中澤桂、A:志村年子 (Cond: Kazuo Yamada, Kyoto SO, Kyoto Municipal Univ.of Arts Cho, S: K.Nakazawa, A: T.Shimura)

推薦度:★★★★★★☆ いまでも通用する感情のこもった名演奏
秘蔵度:★★★★★★★ ヤマカズの復活。貴重

堂々としたスケールの大きな音楽運び、そして隅々まで感情をこめて音にしようという意気込み。感情の起伏も激しく、それが音になって表れてくる。オケの響きが少し薄かったりするものの、それよりも重要な魂が籠っているところにこの演奏の凄さがある。一期一会の大名演だと私は思う。

第4楽章
第5楽章その1
第5楽章その2

廣瀬 管弦楽のための迦陵頻伽(カラヴィンカ) (Hirose Kalavinka)

指揮:山田一雄、京都市SO、(Cond: Kazuo Yamada, Kyoto SO)

推薦度:★★★★★☆☆ 曲としてちょっと難しいか
秘蔵度:★★★★★★★ ヤマカズの誠意伝わる

ちょっと曲として難しく抑揚やクライマックスなどの設計はされていないため、演奏のみならず聞くほうも覚悟が必要。ただ短い曲なのでそこは助かる。ヤマカズと京都市響は日本人作曲家の演奏をすることに対する使命感が感じられ緊張感は高い。