ヴォルフ パリ音楽院O マスネ 管弦楽組曲第4番「絵のような風景」、第7番「アルザスの風景」

日London。溝ラベル。1960年代前半のプレス

推薦度:★★★★★★☆ 手馴れた演奏
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 値はつかないか

マスネ 管弦楽組曲第4番「絵のような風景」 (Massenet Suite No.4)

指揮:アルベール・ヴォルフ、パリ音楽院O (Cond: A.Wolff, Paris Conservatoire O)

推薦度:★★★★★★☆ 手馴れた演奏
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 値はつかないか

手馴れた演奏だがスマートではない。無骨というわけでもないが不器用な感じ。老練というか年輪を感じる。指揮者にしてもオケにしても。そのためか落ち着いて曲をフランクに楽しめる演奏である。

2曲目
4曲目

マスネ 管弦楽組曲第7番「アルザスの風景」 (Massenet Suite No.7)

指揮:アルベール・ヴォルフ、パリ音楽院O (Cond: A.Wolff, Paris Conservatoire O)

推薦度:★★★★★★☆ 手馴れた演奏
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 値はつかないか

昔名曲アルバムの放送で何度も聞いた曲。静かすぎてどうにも耳に残らないが、何度も聞いた記憶だけある。でも大人になって聞くと実にいい曲だったことが分かった。穏やかな雰囲気。まさにアルザスの自然の風景。行ったことないが・・・・。色彩の幅というか表現の幅が適切でフォルムもしっかりしているが演奏自体は自然体。パリ音楽院の各奏者の鮮やかな演奏ぶりが素晴らしくヴォルフの手馴れたまとめ方が相まって名演奏である。ちなみに名曲アルバムは3曲目の菩提樹のかげで。ちょうど5分の番組だから省略せず尺にピッタリ。

3曲目
4曲目