ウェルディケ デンマーク国立放送SO ニールセン 愛の賛歌、眠り

英EMI。1970年代後半のプレス。ハイドンなどステレオ初期に古典を中心に録音していたウェルディケ。ここでは雄大なスケールで素晴らしい演奏を聞かせてくれる。

推薦度:★★★★★★☆ ニールセンてこんな曲作っていたのかと驚愕
秘蔵度:★★★★★★☆ 演奏も雄大。さすがウェルディケ

ニールセン 愛の賛歌 (Nielsen Hymnus Amoris)

指揮:モーゲンス・ウェルディケ デンマーク国立放送SO、Cho (Cond.: M.Woeldike, Danish Radio SO and Cho)

推薦度:★★★★★★☆ 明るく雄大な曲。すっきりする。
秘蔵度:★★★★★★★ ウェルディケのスケールの大きな演奏は素晴らしい。

名曲であり名演奏である。聞きやすいし、録音もよい。多少もっとグーっと来てほしいところもあるが、それでもきれいな音響だし、もっと知られてい良い曲だと思う。演奏ももっと知られてよい。ウェルディケはこんなにスケールの大きな指揮をしてたのかとびっくりさせられる。

前半
中盤
フィナーレ

ニールセン 眠り (Nielsen Sleep)

指揮:モーゲンス・ウェルディケ デンマーク国立放送SO、Cho (Cond.: M.Woeldike, Danish Radio SO and Cho)

推薦度:★★★★★★☆ 題名と曲があっているかどうかは微妙だがわかりやすい曲。
秘蔵度:★★★★★★★ 丁寧で明るい響きを生かした名演奏。

演奏者全体から、自国の作曲家への愛情や、曲への共感が感じられる。丁寧だし響きを非常に重要視してゆったりと包み込む音響で仕上げている。眠りという曲の題名が合うかどうかは微妙な感じ。邪悪な夢というところもあるらしいが、どことなく垢ぬけた曲になっている。しかしウェルディケ、こんな録音を残していたとは。