日Columbia。1960年代中頃のプレスと思われる。
推薦度:★★★★★☆☆ 柔らかいカンタータ
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 盤は珍しくはないが、テレベシのヴァイオリン
バッハ カンタータ第147番「心と口と行いと生活で」 (Bach Cantata No.147)
指揮:フリッツ・ヴェルナー プフォルツハイムCO、ハインリヒ=シュッツCho、S:アグネス・ギーベル、A:クラウディア・ヘルマン、T:ヘルムート・クレブス、Bs:ヤコブ・シュテンプリ、Vn:ジョルジ・テレベシ、Tp:モーリス・アンドレ、Ob:ピエール・ピエルロ (Cond.: F.Werner, Pforzheim CO, H.Schutz cho, S: A.Giebel, A: C.Hellmann, T: H.Krebs, Bs: J.Stampfli, Bs: E.Wenk, Vn: G.Terebesi, Tp: M.Andre, Ob: P.Pierot)
推薦度:★★★★★☆☆ まとまりが良く穏やかな演奏
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 演奏は有名。テレベシがソロを弾いていたとは
全体がやわらかく、古楽器演奏に親しんだ人には少し歯ごたえが無い響きかもしれない。穏やかに、こじんまりとした慎ましやかな演奏となっている。意外とソロ歌手陣に声の力を感じられないのが少し残念。ここではパガニーニのLPで非常に高価に取引されているテレベシのヴァイオリンが聞けるのがなんとも貴重。合唱はなかなか歌いなれていて、まとまりの良さを感じる。
バッハ カンタータ第90番「汝らに怖ろしき終わりは近づけり」 (Bach Cantata No.90)
指揮:フリッツ・ヴェルナー プフォルツハイムCO、ハインリヒ=シュッツCho、A:クラウディア・ヘルマン、T:ヘルムート・クレブス、Bs:ヤコブ・シュテンプリ、Vn:ジョルジ・テレベシ、Tp:モーリス・アンドレ、Ob:ピエール・ピエルロ (Cond.: F.Werner, Pforzheim CO, H.Schutz cho, A: C.Hellmann, T: H.Krebs, Bs: J.Stampfli, Vn: G.Terebesi, Tp: M.Andre, Ob: P.Pierot)
推薦度:★★★★☆☆☆ クレブスのソロが意外と高音に力が無い
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 穏やかにまとった演奏
クレブスの声が中音は柔らかく心地よいのだが、高音が抜けてしまい力が無くなるのが少し残念。全体的にはこじんまりとしながらまとまりが良く、カンタータらしい演奏と言える。ここでの聞きものは間違いなくアンドレのとてもうまいトランペット。