ウォーレンシュタイン ベルリオーズ 幻想交響曲

米Audio Fidelity。1960年代のプレスと思われる。音はかなり鮮明。ただ部分的にオンマイクすぎてバランスが悪い。

推薦度:★★★☆☆☆☆ ステレオ初期ながらかなりいい音。バランスは悪いが
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 勢いのある演奏で貴重だが雑な印象

ベルリオーズ 幻想交響曲 (Berlioz Symphonie Fantastique)

指揮:アルフレッド・ウォーレンシュタイン ヴィルトゥオーソ・シンフォニー・オブ・ロンドン (Cond.: A.Wallenstein, Virtuoso Symphony of London)

推薦度:★★★☆☆☆☆ ステレオ初期ながらかなりいい音。バランスは悪いが
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 勢いのある演奏で貴重だが雑な印象

異様に木管だけマイクに近くて、バランスが悪く実演とかけ離れていて残念だが、録音はものすごく鮮明で、当時としてはかなりびっくりする人も多かったかもしれない。演奏は引き締まった筋肉で男性的な鋭さがあり、にべもなく突き進む。オケも結構充実していて、ティンパニなどすごい勢いと迫力がある。ただ、全体的に深みがないというか、勢いだけで、かなり暴力的に突き進む。幻想ではなく現実を見せつけられる。この勢いはオケとの協業が無くてはできないものではあるが。

第1楽章
第4楽章
第5楽章
第5楽章