ルーマニアElectrecord。1970年代のプレスだろうか
推薦度:★★★★☆☆☆ ちょっと録音が響きすぎ
秘蔵度:★★★★★★☆ なかなかの名演奏
ラロ スペイン交響曲 (Lalo Symphonie Espagnole)
Vn:イオン・ヴォイク、指揮:ジョルジュ・ジョルジェスク ジョルジュ・エネスコPO (Vn, I.Voicu, Cond.: G.Georgescu, George Enescu PO)
薦度:★★★★☆☆☆ 残響がありすぎるところは気になるが演奏は素晴らしい
秘蔵度:★★★★★★☆ ヴォイクのヴァイオリンがとても妖艶
ジョルジェスクとヴォイクの共演。同じ国の演奏家同志、一体感がある。そしてヴォイクの歌い方のうまさにまず驚く。技巧も素晴らしいし神々しくも感じされる。それをジョルジェスクがしっかり支えている掘り出し物の名演奏である。ただ、この残響過多の録音、ちょっと好悪分かれそう
ラヴェル ボレロ (Ravel Bolero)
指揮:カルロ=フェリーチェ・チラーリオ ルーマニア放送SO (Cond.: C.F.Cillario, Romania Radiotelevision SO)
推薦度:★★★☆☆☆☆ やはりここでも何だかつくり物っぽい音が少し気になる
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 演奏は真面目。
まず、スネアなんだろうか?録音のせいで変に聞こえているのか、それともスネアではないのか。最初の音から、え?とさせられる。各ソロも決してうまくないが自由気ままに演奏していて、なんだかちぐはぐが楽しい。かなりよたよたしたパートもある。