1960年代中頃の日本盤。音は悪くない。
推薦度:★★★★★★☆ もっと知られてよい名演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ 比較的手に入りやすいとは思うがヴラフということで
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第14番 (Beethoven String Quartet No.14)
ヴラフ弦楽四重奏団 (Vlach SQ)
推薦度:★★★★★★☆ もっと知られてよい名演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ 比較的手に入りやすいとは思うヴラフということで
研ぎ澄まされた弦の音という感じか。細いながらも芯が太い。そして、崇高な信仰を思わせる響きで静かに寄り添い説得してくる。大人のベートーヴェンで渋すぎるくらい渋い。難しい曲だが分かりやすくしようとも、また過度にしかめっ面にしようともせずにまっすぐ来る。純粋な音、音楽、旋律がとても良いバランスで配置され、四人の呼吸のあったアンサンブルが聴ける名演奏だと思う。