米EPIC。スパイラル。1950年代後半のプレスだろう
推薦度:★★★★★☆☆ 重量感のある名演
秘蔵度:★★★★★☆☆ オッテルロー、マルティノン、ウニンスキーと貴重



プロコフィエフ 交響曲第1番「古典的」 (Prokofiev Symphony No.1)
指揮:ジャン・マルティノン コンセール・ラムルーO (Cond: J.Martinon, Concerts Lamoureux O)
推薦度:★★★★★☆☆ 交響曲の雰囲気を出す重厚さ
秘蔵度:★★★★★☆☆ マルティノンとプロコフィエフの相性の良さ
かなり大柄な演奏。交響曲であることを実感させられる。重量感たっぷりの中に粋な木管の浮かび上がらせ方など中々面白い。オケのメンバーも楽しそう。
プロコフィエフ 組曲「3つのオレンジへの恋」 (Prokofiev The Love for Three Oranges Suite)
指揮:ジャン・マルティノン コンセール・ラムルーO (Cond: J.Martinon, Concerts Lamoureux O)
推薦度:★★★★★☆☆ 交響曲の雰囲気を出す重厚さ
秘蔵度:★★★★★☆☆ マルティノンとプロコフィエフの相性の良さ
重戦車のように思いっきり音を鳴らしきる。何か不気味な感じもしてくる。いびつな音楽観を出しながら説得力のある演奏を繰り広げている。オーケストラの充実感が素晴らしい。
プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番 (Prokofiev Piano Concerto No.3)
p:アレクサンダー・ウニンスキー、指揮:ウィレム・ヴァン・オッテルロー ハーグPO (P: A.Uninsky, Cond.: W.v.Otterloo, Haag PO)
推薦度:★★★★★☆☆ かなり重量感のある堂々とした演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ オッテルローとウニンスキー、渋い競演
かなり重厚なオッテルローの伴奏。プロコフィエフにこの重厚さだとかなり重い音楽になるが、ウニンスキーのピアノがそこに光を当てる。なかなか面白いバランスの演奏。勢いと熱意も感じられ密度の濃い演奏になっている。