日Angel。1970年代前半のプレス
推薦度:★★★★★★☆ なかなか立派
秘蔵度:★★★★★★★ 内田の若かりし頃の貴重な演奏
目次
モーツァルト ピアノ協奏曲第21番 (Mozart Piano Concerto No.21)
P:内田光子、指揮:渡邉暁雄、京都市SO (P: M.Uchida, Cond: A.Watanabe, Kyoto SO)
推薦度:★★★★★★☆ なかなか立派
秘蔵度:★★★★★★★ 内田の若かりし頃の貴重な演奏
日本人によるモーツァルト。この時代にこんなに穏やかで豊かな演奏が残っていたとは。オーケストラはちょっとあか抜けないところもあるが素晴らしい立体感でバランスが良い。さすが渡邉暁雄。そして内田のピアノが素晴らしいこと。後年の活躍が予見できるような独特な雰囲気を持つ。旋律のニュアンス、抑揚、強弱ともに自然ながら他人を寄せ付けないようなそんな風格が垣間見える。
モーツァルト ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」 (Mozart Piano Concerto No.9)
P:内田光子、指揮:渡邉暁雄、京都市SO (P: M.Uchida, Cond: A.Watanabe, Kyoto SO)
推薦度:★★★★★★★ なかなか立派
秘蔵度:★★★★★★★ 内田の若かりし頃の貴重な演奏
ふわっとした温かみのある演奏。この曲のベストを争うといっても過言ではないのではないか。なんといっても内田のピアノが素晴らしい。ニュアンスに富み、端正で音が透き通る。オーケストラも健闘しており、しっかり音を自信もって鳴らしているのが良い。