米Plymouth盤。盤質は良くない。演奏は、Remingtonのクルト・ヴェス指揮のウィーンSOと同じ
推薦度:★★☆☆☆☆☆ 録音が詰まり気味のモノラルで推薦しづらい
秘蔵度:★★★★★☆☆ ただこの熱気は変える。ハチャメチャ
指揮者不明 ウィーン・トーンキュンストラーSO
推薦度:★★☆☆☆☆☆ 録音が詰まり気味のモノラルで推薦しづらい
秘蔵度:★★★★★☆☆ ただこの熱気は変える。ハチャメチャ
Plymouth盤を聞いた。音に潤いというか高音によりすぎた録音が少し残念だが堂々とした演奏である。指揮者は誰だろうか?無しということはなかろうかと。Remington原盤と考えるとチャイコフスキーの交響曲第5番で密度の濃い演奏を残したクルト・ヴェスだろうかと、聞き比べたら下記のRemingtonの演奏と同じものだった。この頃の主流となる大編成によるもののようだが、まとまりもよく、大きなものがゆったりうごめく感じ。この演奏は只者ではない。一楽章では繰り返しの音型の部分をクレッシェンドで攻めてきたり、音が多少きついがかなり勢いがあるし、三楽章のトリオでの雄大なゆったりとしたテンポの取り方と言い、フィナーレでの猛スピードで駆け抜けるド迫力さなど、聴きどころ満載である。
クルト・ヴェス指揮 ウィーンSO