スメターチェク 日本PO ハイドン 交響曲第73番「狩」他

日本フィルシリーズ。音は力がないがきれいには取れている。

推薦度:★★☆☆☆☆☆ まあまあという感じか
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 日本フィルの歴史、スメターチェクとの共演ということでは貴重

ハイドン 交響曲第73番「狩」 (Haydn Symphony No.73)

指揮:ヴァーツラフ・スメターチェク 日本PO (Cond.: V.Smetacek, Japan PO)

推薦度:★★☆☆☆☆☆ 悪くはないがもう一息
秘蔵度:★★★★☆☆☆ スメターチェクとの共演ということでは貴重

芯がもう少し欲しくなるくらい柔らかな音。合奏力はしっかりしており真面目。全体的にはもう少し吹っ切れてほしい感じもする。少し後押しのリズム感覚もあって落ち着いて聞けるものの退屈してしまう。初めから最後まで同じで楽章ごとの差もないので余計にそれを感じてしまう。

ハイドン 交響曲第101番「時計」 (Haydn Symphony No.101)

指揮:ルカーチ・エルヴィン 日本PO (Cond.: L.Ervin, Japan PO)

推薦度:★★☆☆☆☆☆ 悪くはないがもう一息
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 日本フィルの歴史、エルヴィンとの共演の歴史という面では評価

やわらかい響きのハイドンである。心地よいが躍動感だったりメリハリがもう少し欲しい。丁寧で真面目なところは良いが、それだけではなかなかハイドンはうまくいかない。オケのレベルは意外と高いと感じるので、もう少し引き締まるか、緩みまくるかどちらかに振っても面白かったかもと思う。

第1楽章

第2楽章