ウォルフガンク・シュナイダーハン イッセルシュテット モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第4番、第5番「トルコ風」

日Grammophon。見本盤。1960年代前半のプレス

推薦度:★★★★☆☆☆ 出来は良いがあと一歩
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 日本初版時の見本盤

モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第4番 (Mozart Violin Concerto No.4)

Vn:ウォルフガンク・シュナイダーハン、指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ベルリンPO (Vn: Wo.Schneiderhann, Cond: H.Schmidt-Isserstedt, Berlin PO)

推薦度:★★★★☆☆☆ 出来は良いがあと一歩
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 安全運転すぎるかも

ウォルフガンク・シュナイダーハンの音はさすがウィーンフィルのコンマスに選ばれただけあって音に芯がありながらきれいで優雅。ただ演奏としてはどうも中庸すぎる感じがするか。いま一歩踏み込んだ表現が欲しい。とてもうまいのだが。イッセルシュテットの伴奏もきっちりしすぎて少し硬いかも

第1楽章
第3楽章

モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」 (Mozart Violin Concerto No.5)

Vn:ウォルフガンク・シュナイダーハン、指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ハンブルク北ドイツ放送SO (Vn: Wo.Schneiderhann, Cond: H.Schmidt-Isserstedt, Hamburg NDR SO)

推薦度:★★★★☆☆☆ 出来は良いがあと一歩
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 安全運転すぎるかも

様式をしっかり持ちながら透き通る音で優雅な演奏を聴かせてくれるが、ここでももう少し冒険があってもよい感じもする。平均点は高いがとびぬけない感じか。イッセルシュテットの伴奏はベルリンフィルとの第4番よりも活き活きしているのは手兵だからであろう。

第1楽章
第3楽章