シューリヒト パリ・オペラ座O モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」、第38番「プラハ」

日Concert Hall Society。1960年代中頃のプレスだろうか

推薦度:★★★★★☆☆ オーケストラと録音の質がいまいちだが名演奏だと思う
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ よく見かける

モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」 (Mozart Symphony No.41)

指揮:カール・シューリヒト パリ・オペラ座O (Cond.: C.Schuricht, Pari Opera O)

推薦度:★★★★★☆☆ オーケストラと録音の質がいまいちだが名演奏だと思う
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ よく見かける

ジュピターではさらに録音に引っ張られる感がする。テンポは速めで颯爽としているが、それでもフレーズの納め方など丁寧で意外と穏やかな印象に聞こえる。何もしていないようでいろいろ細やかなバランスの調整などうまい演奏だと思う。

第1楽章
第4楽章

モーツァルト 交響曲第38番「プラハ」 (Mozart Symphony No.38)

指揮:カール・シューリヒト パリ・オペラ座O (Cond.: C.Schuricht, Pari Opera O)

推薦度:★★★★★☆☆ オーケストラと録音の質がいまいちだが名演奏だと思う
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ よく見かける

活き活きとした音楽。オーケストラがいまいち潤いが無いというか響きがもう少しという感じだがこれは録音によるところもある。しかしながらあいまいさが無いというか、シューリヒトの感じるモーツァルトが一貫して伝わる。細部に細やかな表現を散りばめながらぶっきらぼうに聞こえるような武骨さも同居した面白い演奏でもある。

第1楽章
第3楽章