米Columbia。なんと珍しいシッパースのピアノとオルガン。シッパースファンとしては垂涎もの。
推薦度:★★★★★☆☆ 穏やかな響き。現代のバロック演奏とは様相が違うが
秘蔵度:★★★★★★★ なんといってもシッパースのピアノとオルガンが聴けるのは貴重



目次
C.P.E.バッハ 二つのピアノのための協奏曲 (C.P.E.Bach Concerto for 2 Pianos)
P:トーマス・シッパース、P:バーバラ・ブレゲン、指揮:トーマス・シッパース ニューヨークPO (P&Cond.: T.Schippers, P: B.Blegen, New York PO)
推薦度:★★★★★☆☆ 伴奏は比較的大きく演奏も大柄
秘蔵度:★★★★★★★ シッパースがピアノの名手であったことがわかる
シッパースとブレゲンの息の合ったピアノが聞いていて心地よい。昨今のバロック音楽とは違い厚みのある音でロマンティックな演奏が特徴。オケもシッパースとの相性がよく落ち着いて大柄な音で落ち着く演奏。
C.P.E.バッハ オルガン協奏曲 (C.P.E.Bach Organ Concerto)
P:トーマス・シッパース、指揮:トーマス・シッパース ウィーン・バロックアンサンブル (P&Cond.: T.Schippers, Vienna Baroque Ensemble)
推薦度:★★★★★☆☆ 明るく穏やかな演奏
秘蔵度:★★★★★★★ シッパースのオルガンが貴重
色々な表現を見せるシッパースのオルガンが素晴らしい。軽快なトリルなど技巧も素晴らしく才能豊かで若々しい。なにせ30代であったシッパース。いろいろ挑戦したかったのだろう。ウィーンの団体との共演も珍しいが息もあった名演奏。