プライス シッパース バーバー 歌劇「アントニーとクレオパトラ」~2つのシーン他

米RCA。1960年代後半のプレスだろうか

推薦度:★★★★★★★ 素晴らしいスケール感
秘蔵度:★★★★★★★ 意外と珍しいのでは

バーバー 歌劇「アントニーとクレオパトラ」~2つのシーン (Barber Antony and Cleopatra~2 Scenes)

推薦度:★★★★★★★ 出だしから惹きつけられる
秘蔵度:★★★★★★★ バーバーを得意としたシッパースの貴重な記録

S:レオンティーン・プライス、指揮:トーマス・シッパース ニューフィルハーモニアO (S: L.Price, Cond.: T.Schippers, New PO)

なかなかの名曲であり、そして立派な演奏である。NPOの澄んだ音を駆使してスケールが大きく懐が深い演奏を繰り広げている。出だしから弾きこまれる魅力がある。プライスの歌唱も堂々として、透き通る太い声に圧倒させられる。

シーン1
シーン2

バーバー ノックスヴィル、1915年夏 (Barber Knoxville Summer of 1915)

S:レオンティーン・プライス、指揮:トーマス・シッパース ニューフィルハーモニアO (S: L.Price, Cond.: T.Schippers, New PO)

推薦度:★★★★★★★ 出だしから惹きつけられる
秘蔵度:★★★★★★★ バーバーを得意としたシッパースの貴重な記録

民謡風の出だしから、テンポアップした中間部への移り変わりなどスムーズで連続性がありしっとりとしたシッパースの伴奏がかなり効いている。幻想的な雰囲気も出しつつ広大な感じをうまく醸し出している。プライスの歌唱も歌いやすそうで、印象的な旋律を実にうまく歌っている。