日本Westminster。1960年代前半。溝あり。
推薦度:★★☆☆☆☆☆ 少し硬い。広がりに欠ける
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ シェルヘンにしては普通
マーラー 交響曲第2番「復活」 (Mahler Symphony No.2)
指揮:ヘルマン・シェルヘン ウィーン国立歌劇場O、Cho、S:ミミ・ケルツェ、A:ルクレチア・ウェスト (Cond.: H.Scherchen, Vienna State Opera O and Cho, S:M.Coertse, A: L.West)
推薦度:★★☆☆☆☆☆ 少し硬い。広がりに欠ける
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ シェルヘンにしては普通
空間がなく各パートの生の音が混ざることなくなっている。そのためかごつごつ感がものすごく、硬派な演奏になっている。この音のせいか、他の指揮者にはないバランス感覚があり楽しめる演奏でもある。たださすがにもう少し響きが欲しい。テンポの変化も相変わらず凄いがフィナーレでは、合唱が待ちきれず少し前に出てしまうところもある。そうしたところからも当時としてはかなり挑戦的な解釈の演奏であったことがわかる。