1970年代中盤の日本ビクター盤。音は鮮烈
推薦度:★★★★★☆☆ ドボルザークとは言えないか。豪快だが
秘蔵度:★★★★★★★ でもこの豪快さ、個人的には大好き。同曲のマイベストを争う
ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界」 (Dvorak Symphony No.9)
指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー モスクワ放送SO (Cond.: G.Rozhdestvensky, Moscow Radio O)
推薦度:★★★★★☆☆ ドボルザークとは言えないか。豪快だが
秘蔵度:★★★★★★★ でもこの豪快さ、個人的には大好き。同曲のマイベストを争う
ティンパンからものすごい音が出てくる。重厚で迫力ある金管、レーザービームのような弦楽器など、その後もまるで最新兵器のオンパレードのような凄い演奏である。第四楽章のヴァイオリンに旋律に移った後のポルタメントは凄い。ギュイーンと電子楽器のようなものすごく揃ったパートが末恐ろしい。この演奏がなぜ評判にならないのか私にはわからない。この曲のもつ極限の可能性をしめしているし、誰にも似ていない迫力、形なんぞ整える気もない鳴らしまくりの演奏はただただ圧倒させられる。皆、聞いてくれ。