ロジェストヴェンスキー モスクワ放送SO チャイコフスキー 交響曲全集(1/6)

日本新世界。1970年代のプレス。全集としては日本初版。全集を6夜にわたって。まずは第1番から

推薦度:★★★★★★★ かなり贔屓目だが素晴らしい全集
秘蔵度:★★★★★★★ 値段はつかないものの中学生の頃からある貴重な思い出

チャイコフスキー 交響曲第1番「冬の日の幻想」 (Tchaikovsky Symphony No.1)

指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー モスクワ放送SO (Cond.: G.Rozhdestvensky, Moscow Radio SO)

推薦度:★★★★★★★ だだっ広いスケールの大きな演奏
秘蔵度:★★★★★★★ 同曲でも指折りの名演

意外と忘れ去られた感もある名演。雄大な大地を表現した大柄な演奏。かなり思いっきり音を鳴らすので野暮ったさも満点。しかしこの金管のすごさ、特にホルンは、本当にホルン?という音だし、フルートをはじめ木管の素晴らしい澄んだ響きがとても気持ちよい。スマートな演奏が多い中、この演奏はかなり特異な点に存在する孤高の名演である。

第1楽章
第2楽章
第4楽章