ロイヤルPO 12人の指揮者名曲集 8/12

日Reader’s Digest。溝ラベル。1960年代中頃のプレスだろうか。オケはロイヤルフィル統一。それにこれだけの指揮者を配しアルバムを作るリーダーズダイジェスト。凄い

推薦度:★★★★★★☆ 名演揃い。
秘蔵度:★★★★★★☆ 格安で購入できるもののいざ探すと見つからない。演奏の中身からしたら貴重なのだが

R.シュトラウス 歌劇「サロメ」~7つのヴェールの踊り (R.Strauss, Dance of the seven veils)

指揮:アンタル・ドラティ、ロイヤルPO (Cond: A.Dorati, Royal PO)

推薦度:★★★★★★☆ ドラティの手際よさが光る 
秘蔵度:★★★★★★☆ 以外と珍しい演奏ではないだろうか

ロイヤルフィルの機能をうまく引き出している。さすがドラティである。オーケストラをちゃんと整えたうえで説得力のある音楽を作り上げている。

ベルリオーズ 劇的交響曲「ロミオとジュリエット」~抜粋 (Berlioz Romeo and Juliet~~Excerpt)

指揮:アンタル・ドラティ、ロイヤルPO (Cond: A.Dorati, Royal PO)

推薦度:★★★★☆☆☆ ドラティの手際よさが特徴
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 意外とドラティのベルリオーズは珍しい

全体としてまとまりが良くバランスも良い。透き通るような音でオケのうまさが光る。ドラティとしては珍しいレパートリーだと思う。ロミオとジュリエットについてはアムステルダムコンセルトヘボウとの録音もあるようだが。物語性のある曲はそもそも得意なドラティであるので、ベルリオーズとの相性は良さそうなのだが。

第2楽章
第3楽章
第4楽章