日Reader’s Digest。溝ラベル。1960年代中頃のプレスだろうか。オケはロイヤルフィル統一。それにこれだけの指揮者を配しアルバムを作るリーダーズダイジェスト。凄い
推薦度:★★★★★★☆ 名演揃い。
秘蔵度:★★★★★★☆ 格安で購入できるもののいざ探すと見つからない。演奏の中身からしたら貴重なのだが
グリーグ ピアノ協奏曲 (Grieg Piano Concerto)
P:アール・ワイルド、指揮:ルネ・レイボヴィッツ、ロイヤルPO (P: E.Wild, Cond: R.Lebowitz, Royal PO)
推薦度:★★★★★☆☆ 分かりやすいワイルドのピアノと風格あるレイボヴィッツの名演
秘蔵度:★★★★★★☆ レイボヴィッツの伴奏は珍しいと思う
レイボヴィッツの雄大な伴奏をバックにロマンティックにワイルドは弾ききる。テンポも旋律も丁寧に性急なことをせずに作り上げている。かなりわかりやすい演奏でもあり、好演奏である。
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 (Mendelssohn Violin Concerto)
Vn:ハイマン・ブレス、指揮:ルネ・レイボヴィッツ、ロイヤルPO (Vn: H.Bress, Cond: R.Leibowitz, Royal PO)
推薦度:★★★☆☆☆☆ 悪くはないのだがブレスにもう少し個性が欲しい
秘蔵度:★★★★★☆☆ レイボヴィッツの伴奏は珍しいと思う
演奏自体こじんまりとして趣味は良いのだが個性が薄い印象。淡々と弾いており技巧もしっかりしているが、呼吸というか表現の幅が少し小さく感じる。もっともこの有名曲にあっては、無数の名演奏がある中で競い合える演奏をするのは至難の技ではあるが