日Reader’s Digest。溝ラベル。1960年代中頃のプレスだろうか。オケはロイヤルフィル統一。それにこれだけの指揮者を配しアルバムを作るリーダーズダイジェスト。凄い
推薦度:★★★★★★☆ 名演揃い。
秘蔵度:★★★★★★☆ 格安で購入できるもののいざ探すと見つからない。演奏の中身からしたら貴重なのだが
モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」 (Mozart Symphony No.35)
指揮:ヨゼフ・クリップス、ロイヤルPO (Cond: J.Krips, Royal PO)
推薦度:★★★★★★★ さすがクリップス。颯爽としてよい演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ ロイヤルフィルとクリップスの競演は貴重
さすがクリップス。活き活きとした演奏で楽しい。トランペットのバランスや音の出し方が現代にも通じるような明るくからっとした音。弦楽器のしっとりした音との間の木管の芯が通った音。どれもうまくバランスがとられている。イスラエルフィル、アムステルダムコンセルトヘボウとの共演、それぞれもよいが、ロイヤルフィルとの演奏は特に明るいのが特徴。
ハイドン 交響曲第104番「ロンドン」 (Haydn Symphony No.104)
指揮:ヨゼフ・クリップス、ロイヤルPO (Cond: J.Krips, Royal PO)
推薦度:★★★★★★☆ ハイドンも得意なクリップスの名演
秘蔵度:★★★★★★☆ ハイドン、クリップス、ロイヤルフィル。考えてみると貴重か
ハイドンとの相性も抜群のクリップスはなぜかあまり交響曲を録音しなかった。残念で仕方ないという思いがこの演奏を聞いても感じる。中々攻めた音も出すし、テンポ感が良い。とにかく音楽が華やかで活きているのが素晴らしい。オーケストラが本当に鳴りきっている。