蘭Philips。1960年代のプレスと思われる
推薦度:★★★★★☆☆ 両曲とも研ぎ澄まされた名演
秘蔵度:★★★★★★☆ ロートSQ、ドルイアンともに貴重
コダーイ 弦楽四重奏曲第1番 (Kodaly String Quartet No.1)
ロートSQ (Roth SQ)
推薦度:★★★★★★☆ ちょっときつめだが説得力がある
秘蔵度:★★★★★★☆ ロートSQは貴重
シュタルケルがチェロを担当しているロートSQ。みな細身の強い音で研ぎ澄まされた感じ。温かみが無いところは好悪分かれそうだが、曲への切り込みの姿勢は素晴らしく説得力がある演奏になっている。各奏者が自信をもっているし、やはりシュタルケルのチェロが低音を支え安定感のある演奏となっているのが特徴。
バルトーク ヴァイオリンソナタ第2番 (Bartok Violin Sonata No.2)
Vn:ラファエル・ドルイアン、P:ジョン・シムス (Vn: R.Druian, P: J.Simms)
推薦度:★★★★★☆☆ 線が細いが安定感あり
秘蔵度:★★★★★★☆ ドルイアンのバルトークは珍しい
名コンサートマスターのドルイアンのバルトーク。安定感のある音で確かな技巧。まさにコンマスの音という感じで粒立ちが良い。曲が私には難解だが、良い意味での中庸な演奏であると思う。