ロストロポーヴィチ サージェント プロコフィエフ チェロと管弦楽のための交響協奏曲他

日Angel。赤盤。1960年代のプレスだろうか。

推薦度:★★★★☆☆☆ スマートな演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ 意外と珍しい演奏では

プロコフィエフ チェロと管弦楽のための交響協奏曲 (Prokofiev Sinfonia Concertante)

Vc:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、指揮:マルコム・サージェント ロイヤルPO (Vc: M.Rostropovitch, Cond.: M.Sargent Royal PO)

推薦度:★★★★★☆☆ スマートな演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ 意外と珍しい演奏では

意外とスマートでゴリゴリ感がなく、威圧感もない。親しみやすく寄り添ってくるような演奏。技巧は確かで安定しているが、すべてが安定路線という感じで少しスリリングな感じも欲しくなる。でも贅沢な欲求であり、完成度が非常に高く、この曲で叙情性を出せるなんてロストロポーヴィッチ以外に居ないだろ。

第1楽章
第2楽章
第3楽章

ラフマニノフ ヴォカリーズ (Rachmaninov Vocalise)

Vc:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、P:アレクサンドル・デデューヒン (Vc: M.Rostropovitch, P: A.Dedyukhin)

推薦度:★★★★★☆☆ スマートな演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ 意外と珍しい演奏では

しんみりと奏でる。いじらしい旋律の納め方。滑らかな音で心を込めて演奏している。テンポの伸縮もうまく決まり、ピアニッシモでも音がやせず右手の滑らかさが凄い。