日Vanguard。1970年代前半のプレス。ジャンク救出品。なんとシェヘラザードと展覧会の絵が一枚で聴ける。このシリーズは結構詰め込む。まずはロッシのシェヘラザード。
推薦度:★★★★★☆☆ 意外とかっこいい
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ よく見かける盤
リムスキー=コルサコフ シェヘラザード (Rimsky-Korsakov Sheherazade)
指揮:マリオ・ロッシ ウィーン国立歌劇場O、Vn:ミリアム・ソロヴィエフ (Cond.: M.Rossi, Vienna Opera O, Vn: M.Solovieff)
推薦度:★★★★☆☆☆ 薄い音響だが結構スマート
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 珍しくはない。注目されないが
スマートで薄い音響だがしっかり音は出ている。スタジオでの録音だからか不思議な感じ。オケの質は悪くなく薄めの味付けだが旋律の扱いがうまい。そして全体的に曲の移り変わりにメリハリがあり面白く聴ける。ここはロッシの指揮がいいのであろう。ソロヴィエフと思われるソロは少し線が細いがしっかり歌いきるのも好ましい。