日VEGA。溝ラベル。スパイラル。1960年代前半のプレスだろう。
推薦度:★★★☆☆☆☆ 雰囲気は感じる
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 珍しい日本初版
ラヴェル ボレロ (Ravel Bolero)
指揮:マニュエル・ローザンタール (Cond.: M.Rosenthal, Paris Opera O)
推薦度:★★★☆☆☆☆ チープな音色で面白いが集中力が切れるか
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 悪くはないのだがもう一歩
各楽器の音は中々味があって面白いが意外とリズムは適当。そしてポルタメントのようなものはあまり使わず淡々と演奏。クレシェンドもギアチェンジがくっきりしていたりとぎこちなさもある。まあちょっと評価しにくい演奏かもしれない。
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ (Ravel Pavane pour une Infante Defunte)
指揮:マニュエル・ローザンタール (Cond.: M.Rosenthal, Paris Opera O)
推薦度:★★★☆☆☆☆ ちょっと現実的すぎる音
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 丁寧だがもう一歩魅力が足りないか
ちょっと音に現実味がありすぎるというか、はっきりしすぎかも。ただ音が暖かく明るいことから硬さは感じない。もう少し伸びやかさが欲しい
ラヴェル 古風なメヌエット (Ravel Menuet Antique)
指揮:マニュエル・ローザンタール (Cond.: M.Rosenthal, Paris Opera O)
推薦度:★★★☆☆☆☆ まとまりの良さはあるがもう音に少し華が欲しい
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 珍しい演奏ではあるが魅力の面で物足りない
まとまりが良いがいまいち魅力に欠けるか。弾力のあるリズム感ではあるが音色に比べちょっと重い
ラヴェル マ・メール・ロワ (Ravel Ma Mere Loye)
指揮:マニュエル・ローザンタール (Cond.: M.Rosenthal, Paris Opera O)
推薦度:★★★☆☆☆☆ 各パート中々奮闘するものの表現の幅がもう少し
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 当時のパリオペラ座の音が聞けるのは貴重かも
標準的な演奏で、ハープや弦楽器など時にハッとさせられる響きも出てくる。ただ、全体的には集中力が切れるというか部分的な表現は良いのだが全体としてのまとまりとストーリー性がいま一歩という感じ。