米Columbia。スパイラル。1950年代中頃のプレスだろうか
推薦度:★★★☆☆☆☆ ごつごつ感がなんとも言えない
秘蔵度:★★★★★☆☆ ロジンスキーの幻想は珍しい
ベルリオーズ 幻想交響曲 (Berlioz Symphonie Fantastique)
指揮:アルトゥール・ロジンスキー クリーヴランドO (Cond.: A.Rodainski, Cleveland O)
推薦度:★★★☆☆☆☆ ごつごつ感がなんとも言えない
秘蔵度:★★★★★☆☆ ロジンスキーの幻想は珍しい
かなり武骨な印象。モノラルということもあるが、それだけではなさそう。音はどこも強いし硬い。そしてテンポやリズム感もスムーズさがなくぎこちない。幻想という言葉から最も離れた演奏かも。しかしこのゴツゴツ感は他ではなかなか聴けるものではなく面白いといえば面白い。フィナーレの角をとがらせた強いだけの音など中々他では聴けない。クリーヴランドのオケはこの時代もうまかったのは確認できる。第5楽章の鐘にピアノを被せている。