独Grammphonの10インチ。スパイラル。1950年代後半のプレスだろうか
推薦度:★★★★☆☆☆ 一般的にはもう少し軽く躍動感があるほうが好まれそう
秘蔵度:★★★★★★☆ リーガー、こんないい指揮者だったっけ?
メンデルスゾーン 交響曲第4番「イタリア」 (Mendelssohn Symphony No.4)
指揮:フリッツ・リーガー ミュンヘンPO (Cond.: F.Rieger, Munich PO)
推薦度:★★★★☆☆☆ 一般的にはもう少し軽く躍動感があるほうが好まれそう
秘蔵度:★★★★★★☆ リーガー、こんないい指揮者だったっけ?
大変失礼な物言いだが、フリッツ・リーガー、こんないい指揮者だったっけと。ボリースのベートーヴェンの伴奏が比較的有名くらいだがミュンヘンフィルの首席指揮者を結構長く務めたというからしっかりした実力の持ち主だったのだろう。このイタリアは、厚みがあって温かみのある音響を駆使した演奏。時々特定のパートを強調するようなところはあるのだが、全体的に平和な印象。豊潤なミュンヘンフィルの音をしっかり聴かせてくれて、幸せな気分にしてくれる。なかなかの掘り出し物