米Columbia。スパイラル。1950年代中頃のプレスだろう
推薦度:★★☆☆☆☆☆ ライナーファン以外にはお勧めできないかな
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ ピッツバーグ時代は貴重
モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」 (Mozart Symphony No.35)
指揮:フリッツ・ライナー ピッツバーグSO (Cond.: F.Reiner, Pittsburgh SO)
推薦度:★★☆☆☆☆☆ 凄いの一言
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ ピッツバーグのオケのレベルがうかがえる
凄い演奏である。何がというと、どの音も垂直立ち上がりでがっちり決めて、乱れを一切許さないところ。オケのメンバーは感情を持たずに緊張感みなぎる表情で演奏していたのではとも。とにかく硬い。オケの血のにじむような訓練のたまものという感じの凄まじい演奏。
バッハ 管弦楽組曲第2番 (Bach Suite for Orchestra No.2)
フルート:セバスチャン・カラテルリ、指揮:フリッツ・ライナー ピッツバーグSO (Fl: S.Caratelli, Cond.: F.Reiner, Pittsburgh SO)
推薦度:★★☆☆☆☆☆ 強い音のバッハ
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ ちょっと窮屈
フルートソロのカラテルリは、たどたどしく短い音で区切るがこれはライナーのオケ全体への要求の一部のようでもあり、実際はどのくらいのレベルの人だったかはわからない。ただここではもう少し音に瑞々しさと余裕が欲しい。オケの硬さ、強さは凄いの一言。ピッツバーグのオケのメンバーは楽しく演奏できたのであろうか。