ラフリン ソビエト国立SO メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」

露メロディア?1960年代のプレスだろうか

推薦度:★★☆☆☆☆☆ このシリーズは音が悪い
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ ラフリンのスコットランド、超珍しいのだが

メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」 (Mendelssohn Symphony No.3)

指揮:ナタン・ラフリン ソビエト国立SO (Cond.: N.Rakhlin, USSR State SO)

推薦度:★★☆☆☆☆☆ このシリーズは音が悪い
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ ラフリンのスコットランド、超珍しいのだが

ここでも音に潤いが無くレンジも狭く、安定もしないところがかなり不満。熱い演奏のようなのだが。もっとも一般的なスコットランドの雰囲気とはかなり違うもので、野暮ったく寒々とした感じで、この曲の一般的な透明性や叙情性といったものは全くない。それも面白いところともいえるのだが。特に面白いのは2楽章と3楽章。2楽章のカチカチリズムの弦の伴奏は、びっくり。え?という感じ。そのあとにくる3楽章のかなり遅いこと。つくづく、音が悪いことに加え盤質も悪いので残念でしかたない。

第1楽章その1
第1楽章その2
第4楽章
びっくりする第2楽章