R.アルベルト バイエルン放送SO チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」

仏Le Club Francais du Disque。1960年代中頃のプレスだろうか。

推薦度:★★★★★★☆ 隠れた名演奏。素晴らしいスケール感
秘蔵度:★★★★★★☆ 音がとても良いこの盤は貴重

チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」 (Tchaikovsky Symphony NO.6)

指揮:ルドルフ・アルベルト バイエルン放送SO (Cond.: R.Albert, Bayerischen Rundfunks SO)

推薦度:★★★★★★☆ 隠れた名演奏。素晴らしいスケール感
秘蔵度:★★★★★★☆ 音がとても良いこの盤は貴重

非常に名演奏である。素晴らしい立体感とスケール感。そしてバイエルン放送特有の透明度と明るさがある響き。ゆったりとしたテンポ感。フレーズの納め方のうまさ。実に気持ちのいい悲愴である(日本語としておかしいか)。4楽章の盛り上がり部分のアッチェレのテンポ感はちょっと馴染めない速さではあるが、全体通してこれほどの名演奏が隠れたままになっているのは非常に惜しい。それほど録音が多くないR.アルベルトの演奏は貴重でもあり、そして確かな手腕を持った指揮者であることが確認できる点でも貴重。

第1楽章その1
第1楽章その2
第3楽章
第4楽章