米Westminster。スパイラル。溝ラベル。1950年代後半のプレスと思われる。多少盤質が悪い。解説なし
推薦度:★★☆☆☆☆☆ 少し乾いた音響が残念
秘蔵度:★★★★★☆☆ 珍しいクアドリとイギリスのオケの共演
デュカス 交響詩「魔法使いの弟子」 (Dukas The Sorcerer’s Apprentice)
指揮:アルジェオ・クアドリ フォルハーモニックSO・オブ・ロンドン (Cond.: A.Quadri, Philharmonic SO of London)
推薦度:★★★☆☆☆☆ 音が乾き気味で少々やかましいかも
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 珍しいクワドリのレパートリー。勢いが良い
オケの質が悪いのか録音場所が悪いのか響きに潤いが無いのが残念ではある。細かいことにとらわれずアバウトな演奏で音に強さがある。テンポの移り変わりなどうまいとは思うが
シャブリエ 楽しい行進曲 (Chabrier Marche Joyeuse)
指揮:アルジェオ・クアドリ フォルハーモニックSO・オブ・ロンドン (Cond.: A.Quadri, Philharmonic SO of London)
推薦度:★★★★☆☆☆ まさに楽しい行進曲
秘蔵度:★★★★★☆☆ ノリがいい
乾いた録音がここでは逆に面白く、凸凹で田舎風のノリノリな行進曲が楽しい。
チープな印象が曲に合っている
サン=サーンス 交響詩「死の舞踏」 (Saint-Saens Dance Macabre)
指揮:アルジェオ・クアドリ フォルハーモニックSO・オブ・ロンドン (Cond.: A.Quadri, Philharmonic SO of London)
推薦度:★★☆☆☆☆☆ うまくまとめるももう響きに潤いが欲しい
秘蔵度:★★★★☆☆☆ パーカッションのバランスが妙で面白い
この演奏でも録音がちょっと、という感じだがパーカッションが妙に手前にあり面白いバランス。意図したものではないようにも思うが。ヴァイオリンソロも妖艶なところがうまく録れているが、ここではあともう一歩踏み込みが欲しいか
サン=サーンス 歌劇「サムソンとデリラ」~バッカナール (Saint-Saens Bacchanale)
指揮:アルジェオ・クアドリ フォルハーモニックSO・オブ・ロンドン (Cond.: A.Quadri, Philharmonic SO of London)
推薦度:★★★☆☆☆☆ こなれた演奏。フレージングに特徴あり
秘蔵度:★★★★★☆☆ 元気な演奏。もう少し響きがあれば
特にカスタネットがオンマイクで独特な印象を受けるほか、フレージングのアクセントのつけ方など中々面白いのだが、もう少し響きが。ざっくりとらえたラテンのノリの演奏