米Polydor。スパイラル。1950年代のプレスだろう。
推薦度:★★☆☆☆☆☆ 録音が古くつまり気味。
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 自作自演のロミオは貴重では
目次
プロコフィエフ 組曲「ロミオとジュリエット」第二番 (Prokofiev Romeo and Juliet Suite No.2)
推薦度:★★☆☆☆☆☆ 録音が古くつまり気味。
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 自作自演のロミオは貴重では
指揮:セルゲイ・プロコフィエフ モスクワPO (Cond.: S.Prokofiev Moscow PO)
おどろおどろしい演奏。そうか、こういう曲なのかと面白い反面、いまいちオケの統率が悪いような気がする。乗り切らない感じ。録音のせいもあろう。ただ、自作自演だけに興味深いところが満載。道化のような音楽という印象。ピアノは上手かったとされるが指揮はそれほどでもないようだ。オケのレベルによるところもあると思うがいまいちまとまらない。このモスクワフィルは後年のコンドラシンらが振ったオケとは違うようで、実態がわからないところ
音が鋭すぎて硬め。響きが薄く残響もないので聴きにくい。あまり復活の録音がなかった時期で色々挑戦しているのだが、フィナーレはかなり遅く、
プロコフィエフ バレエ組曲「道化師」第一番 (Prokofiev Buffoon Ballet No.1)
指揮:アルベール・ヴォルフ ラムルーO (Cond.: A.Wolff, Lamoureux O)
推薦度:★★☆☆☆☆☆ 録音が古くつまり気味。
秘蔵度:★★★★☆☆☆ ヴォルフがまだ若いころ、とはいっても50代だと思うが貴重な記録
鋭い音で先鋭的な演奏だが、録音が古くつまり気味なのが残念。良い演奏だとは思うが、もっといい演奏があるとなると中々触手が伸びないのもある。ヴォルフのファンであればおいておきたい逸品。