米Vanguard。溝ラベル。1960年代前半のプレスだろうか
推薦度:★★★★☆☆☆ 平凡なようでところどころ面白い
秘蔵度:★★★★★☆☆ いまになっては意外と珍しいかも
ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」 (Beethoven Symphony No.5)
指揮:フェリクス・プロハスカ ウィーンフォルクスオーパーO (Cond.: F.Prohaska, Vienna Volksoper O)
推薦度:★★★★☆☆☆ 平凡なようでところどころ面白い
秘蔵度:★★★★★☆☆ いまになっては意外と珍しいかも
出だしこそ面白みに欠けるが、ところどこ強調されるティンパニなどバランスをいろいろいじってきて面白いところもある。なかなか評価が上がらなかったプロハスカ。全体的には地味に聞こえるが実演は面白かったかも。ウィーンフォルクスオーパーの柔らかい音も聴きもの。この音が意外とプロハスカの挑戦的な解釈をまろやかにしている。
シューベルト 交響曲第8番「未完成」 (Schubert Symphony No.8)
指揮:フェリクス・プロハスカ ウィーンフォルクスオーパーO (Cond.: F.Prohaska, Vienna Volksoper O)
推薦度:★★★★☆☆☆ 平凡なようでところどころ面白い
秘蔵度:★★★★★☆☆ いまになっては意外と珍しいかも
推薦度:★★★★☆☆☆ 平凡なようでところどころ面白い
秘蔵度:★★★★★☆☆ いまになっては意外と珍しいかも
テンポは比較的速め。音はオケの特質上柔らく勢いがあるが全体的には暗めの音色。まとまりが良くどこも妥当な表現。ところどころ効果的なアクセントや同じ旋律でも二度目に工夫を加えたりしているが全体のフォルムは保つ。なかなかの好演奏。まあそうはいっても推薦というわけにはいかないが。秘かに楽しむ演奏という感じか。