プレヴィン LSO チャイコフスキー 交響曲第2番「ウクライナ」他

米RCA。溝ラベル。1960年代後半のプレス

推薦度:★★★★★☆☆ まとまりが良く知的
秘蔵度:★★★★★☆☆ 珍しい盤だと思う

チャイコフスキー 交響曲第2番「ウクライナ」 (Tchaikovsky Symphony No.2)

指揮:アンドレ・プレヴィン ロンドンSO (Cond.: A.Previn, London SO)

推薦度:★★★★★☆☆ まさにうまくまとめたという言葉が合う演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ 若かりしプレヴィンの明晰な指揮

プレヴィンの才気あふれる演奏。爆発力やスケール感はないものの、バランスやテンポ感など絶妙。うまいなあ、とつぶやいてしまうような演奏。チャイコフスキーの中では地味なこの交響曲を率先してその魅力を伝える手腕と意気込みは素晴らしいと思う。後年の活躍が頷ける若かりしプレヴィンの名演奏

第1楽章
第4楽章

リャードフ 8つのロシア民謡 (Liadov 8 Russian Folk Songs)

指揮:アンドレ・プレヴィン ロンドンSO (Cond.: A.Previn, London SO)

推薦度:★★★★★★☆ 秘曲をうまく演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ こうした曲は特にうまいプレヴィン

楽しく演奏している姿が目に浮かぶ。それが音になっていてチャーミング。ロンドン響の響きも充実していて、どのパートもうまい。楽しく聴ける曲であり演奏である