オランダPhilips。1960年代のプレスと思われる
推薦度:★★★★☆☆☆ 少しロマンティックすぎなのは現代ではどうか
秘蔵度:★★★★★★☆ オペラで有名なプラデルリの演奏は貴重
ペルゴレージ サルヴェ・レジナ (Pergolesi Salve Regina in C Minor)
指揮:フランチェスコ・モリナーリ=プラデルリ フィレンツェ歌劇場O、S:ブルーナ・リッツォーリ (Cond.: F.Molinari=Pradelli, Firenze Teatro Comunale O, S: B.Rizzoli)
推薦度:★★★★☆☆☆ 少しロマンティックすぎなのは現代ではどうか
秘蔵度:★★★★★★☆ オペラで有名なプラデルリの演奏は貴重
しっとりとした演奏で深い歌唱。かなり重厚で重々しい。しかし丁寧に心を込めて歌っているので、しみ込んでくる。歌いやすい伴奏をしているプラデルリのうまさも光る。スタイルは古いが心地よく聞ける。
ペルゴレージ スターバト・マーテル (Pergolesi Stabat Mater)
指揮:フランチェスコ・モリナーリ=プラデルリ フィレンツェ歌劇場O、Cho、S:ブルーナ・リッツォーリ、A:クラウディナ・カブリ (Cond.: F.Molinari=Pradelli, Firenze Teatro Comunale O, S: B.Rizzoli, A: C.Carbi)
推薦度:★★★★☆☆☆ 少しロマンティックすぎなのは現代ではどうか
秘蔵度:★★★★★★☆ オペラで有名なプラデルリの演奏は貴重
合唱で始めるがかなり慎重な出だし。抑え気味で厳かに始まる。その後もテンポはかなり遅めで、丁寧にじっくりと歌っていく。ただ遅すぎず歌いやすいテンポというのが特徴。これはプラデルリの歌劇場で培ったバランス感覚が生きているといえそう。ソロの二人も朗々と歌い、スタイルが古いといわれそうだが心地よく聞けて掘り出し物の一枚と言える。