ペシェク チェコPO ドヴォルザーク 交響曲第6番、序曲「自然の王国で」

独Virgin。1980年代後半のプレス。

推薦度:★★★★☆☆☆ ちょっと硬いがチェコの音
秘蔵度:★★★★★☆☆ VirginのLPは貴重

ドヴォルザーク 序曲「自然の王国で」 (Dvorak In Nature’s Realm Overture)

指揮:リボール・ペシェク チェコPO (Cond.: L.Pesek, Czech PO)

推薦度:★★★★☆☆☆ 木管を中心にきれいで手慣れた演奏
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 少し几帳面すぎかも

音自体はさすがチェコの雰囲気を醸し出す。木管の音色がとても良く心地よい風を感じるような印象。弦も金管も羽目を外さずいい音を出している。ただ全体としてはちょっと硬めな感じ。几帳面すぎか、曲をまとめすぎた印象もあり躍動感が少し足りない気もする

ドヴォルザーク 交響曲第6番 (Dvorak Symphony No.6)

指揮:リボール・ペシェク チェコPO (Cond.: L.Pesek, Czech PO)

推薦度:★★★★☆☆☆ しっかりまとまった演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ ペシェクのセンス光る

ちょっと熱っぽさとか土着の民族色が無い気もするが透明度が高く木管を中心にいい音を鳴らしている。完成度も高くなかなか充実した演奏である。曲を知り尽くした指揮者とオケの息の合ったところも心地よく聴けるポイント。わかりやすく楽譜見ながら聴くにもいいかもしれない。

第1楽章その1
第1楽章その2
第3楽章
第4楽章