パヴリーク バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番

チェコSupraphon。1970年代後半から1980年代前半のプレス

推薦度:★★★★★★☆ 素直な演奏。
秘蔵度:★★★★★★☆ 知られざる名手パヴリーク

バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番 (Bach Sonata for Solo Violin No.2)

Vn:チェニェック・パヴリーク (Vn: C.Pavlik)

推薦度:★★★★★★☆ 落ち着いて曲と向き合う姿勢が良い
秘蔵度:★★★★★★☆ 素直な音が魅力

スケール感はないし、精神的なところを突き詰めるわけでもないが、パヴリークが奏でるバッハはとてもやさしく寄り添う感じで聴いていて心に染み入る。さりげない演奏だがそこがいい。往年の名手のバッハとは一線を画すことにはなるが、こうした優しい音がするバッハもいいものだ。

ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第8番 (Beethoven Vilon Sonata No.8)

Vn:チェニェック・パヴリーク、P:イヴァン・クランスキー (Vn: C.Pavlik, P: I.Klansky)

推薦度:★★★★★★☆ 鮮やかな演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ パヴリークとクランスキーの名演

パヴリークもクランスキーもそれほど知れた演奏家ではない。クランスキーの鮮やかな伴奏をバックにパヴリークが自由に弾いている。競い合うことはなく音楽を楽しんでいるようで、厳しい音が一切しない爽快な演奏。なかなかの掘り出し物である。